2016年8月5日金曜日

new arrival 12

本日4回目のblog更新です。
最後にお気に入りのジャケットを2枚ご紹介します。


1920s~ french work farmers sack coat




ボロ系ですが、さわやかな淡いアイボリー色なので、まだまだ生気を感じる一着。



あちこちに施されたハンドステッチによるリペア、いい意味でも悪い意味でもため息が出ますね。
粘土遊びで作った意味の無い造形物が、遠い世界の裏側では芸術品として評価されるみたいな...



















1900s french work wool sac coat


ポケット下のパイピングが特徴的なサックコート。
単なるデザインというより、ポケットの底が抜けにくくするためでしょう。









ワークジャケットのような詰まった襟で、シルエットも構築的で重みがあるのですが、
生地がフカフカのウール地なので、ちょうどいい塩梅かと。



最後に...
今回は3週間という少し長めの旅でした。
走行距離も5300キロと沢山走ったので、
なかなか良い物が集められたんじゃないかな?と思います。

せっかくなんで、ちょいと旅についてコラムっぽく書いてみます。
お暇な方だけお付き合い下さい。

海外にはもう何度も足を運んでいますが、旅は人を豊かにしてくれるとつくづく思います。
国によって考え方も全然違いますしね。
物事をいろいろな角度から見れる様になったのも旅のおかげです。

僕はフランス人から人生の楽しみ方や働き方(サボり方も含め)沢山の影響を受けました。
ラテン系の人達の意味の分からないテンションの高さ、明るさに触れると悩みなんか吹っ飛びますしね。
時には物事の本質を突く、鋭い発言なんかもしてきますから"ドキッ"とすることも多いです。
なぁなぁに物事をはこび勝ちな日本では、なかなか出来ない体験です。

買い付けたいものや、次にやりたい事のアイデアも旅の途中でよくひらめきます。
特に多いのは深夜に高速をひたすら走って考え事をしていると、
脳みそがクリアになり悟りをひらいたような気分になります。(ヤバいやつと思われそうですが...)
その後、とてつもない疲労感に襲われるのですが、
このとき浮かんだアイデアは絶対に外さないんですよね。
今回も良いネタが1つ降りてきました。

夏はお休みを取りやすいと思うので、是非興味のあるところへ旅してみて下さい。
インターネットやテレビで得た知識や情報などすぐに吹き飛ぶくらい、
良いも悪いも含めた体験が出来るはずです。
そして、できればひとり旅がおすすめです!

PS.明日は14時オープンです。皆様のご来店心よりお待ちしております。


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