2018年11月29日木曜日

フランスのウールベスト




フランスのウールベストがいくつか入荷しました。





今回、ご紹介するのはこちらのデッドストックのお品。
グレートーンの千鳥格子をベースに、上品な緑のラインがグラフ模様のように入ります。



そして、このベストの一番の魅力は裏地だと思います。
波を打つグラデーション、青と黒のラインが交互に連なったストライプ模様の生地が使われています。


まるでエッシャーの作品のようで、引き込まれるデザイン。
着てしまえば見えない部分にもこだわりを持った、オーダーメイドならではです。
洒落てるな〜と思わず見入ってしまいました。



後ろ身頃には光沢感のあるモールスキン生地が使われて、裏地の華やかさに対して、落ち着いたシックな後ろ姿です。  少し錆びていますがシンチバックも健在、きちんと機能します。



主張しすぎないチェック柄は、インナーに柄物を合わせても良さそうです。
ジャケットやコートの中に着てもゴワつかず暖かいウールベスト、オススメのアイテムです。


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Buying in Europe その2



先日からヨーロッパ買い付けに来ています。
姉妹店militariaのブログと並行して更新しています。
良かったら↓のリンクからご覧になってください。
https://militaria-tokyo.blogspot.com/2018/11/buying-in-europe.html


先日買い付けたブルーモールスキンのベストをご紹介します。

モールスキンのベストはありそうで全然ないんですよね。
ディーラーから聞いたところ、当時のオーダーメイド品とのことで
す。





4つポケットで着丈は長め、着やすい形なのも嬉しいポイントです
着用してみると、生地は柔らかく全体のバランスも良いのでスっと馴染んでくれました。
今の時期に1枚挟むだけで、防寒性はもちろん、
コーディネートの幅をぐっと広げてくれそうです。

時間が出来た時にまた更新しますね!

2018年11月27日火曜日

ワーク仕様のヘビーコーデュロイジャケット


存在感のある、ヘビーコーデュロイのジャケットが入荷しました。


4つポケットにシンプルなボタンのつく太畝コーデュロイジャケットは、1930〜1940年にフランスで作られたお品。
ハンティングジャケットに多く見られる素材ですが、動物ボタンやゲームポケットがついていないので、寒い季節のワークウェアとして着用されていたものと思われます。


最大の特徴はこの生地感。
ぱっと見はよくある太畝のコーデュロイのようですが、実際には細い線と極太の線が交互にぐんと伸びています。


光が当たると、細い畝が影のように潜んで極太の畝が浮き立ち、ストライプのようにも見えます。
立体感が生まれ、畝の一本一本に力強さを感じます。


裏地は少し褪せたトーンのオーバーチェック柄。
重厚感のある外面だけに、裏地の可愛らしさで全体として良いバランスが取れています。


着用時はこれだけの肉厚な太畝コーデュロイですが、見た目や手に触れた印象ほど重さは感じません。
他のコーデュロイアイテムと比べても軽い方なので、重さで諦めていた方にもオススメできる1着です。



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店舗closeのお知らせ

店休日のお知らせです。
店主、買い付け中のため、11月29日(木)、12月3日(月)がCLOSEとなります。

ご迷惑をおかけしますが、お間違いのないよう宜しくお願い致します。


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2018年11月22日木曜日

パッチワークのブルーモールスキンジャケット


ユニークなパッチワークのブルーモールスキンジャケットです。



何と言ってもまず目に飛び込んでくるのは、シンメトリーに当てられた真新しいモールスキン生地。
通常、すり減ってしまった部分のお直しとして生地をつぎはぎ足していくので、
機械的に当てられた直線のパッチワークが、むしろ新鮮に感じます。



ボタンを外してチラッと裏側を見てみると、中央部分の元の生地はそれほど痛んでいないようです。

擦れてしまった袖とポケットのお直しの際に、
『ついでなので、デザインとしてお腹の部分にも生地を付け足しました。』
そんな感じです。



保存時のヤケでしょうか?
まるで背面に浮かび上がったような三角形のアタリも、良い味を出しています。




元の生地は、所々白色に近くなる程に褪色していますが、 丸くカーブする大ぶりの襟はキレイな形を保っています。
使い込まれ、クタクタに変化した生地は、心地よく体に馴染んでくれます。


古いけれどもなぜか新しい、不思議な1着です。


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2018年11月20日火曜日

フランスのウールサックコート


毎回ご好評いただいているサックコート、おすすめが入荷したので紹介します。


サックコートはスーツのご先祖様にあたるものです。当時、上流階級層が着用していたものだけあって、とても品のある佇まいをしています。


細く控えめなラペルは、全体のバランスにぴったりと息があっているように感じます。


フロントの合わせが、外に向かって開いているのが特徴です。
肩や腕周りの設計図はピタッとハマってくれる作りですが、お腹と腰周りは、ダーツや切り替えが入らないゆったりとした作りになっています。




着てみると、肩の収まりの良さだったりきれいなAラインのシルエットなど、サックコートが持つ色気のようなものに驚きます。
ぜひ着て感じていただきたいアイテムです。



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2018年11月8日木曜日

ブラウンモールスキンのオーバーオール


前回のブラウンモールスキンジャケットに続き、本日はブラウンモールスキンのオーバーオールを紹介します。


ブラウンモールスキン自体あまり見かけることがなく魅力的なのですが、こちらはところどころの色あせ方に強弱があり、たまらない表情をしています。


左右にちょこちょこっと並ぶポケットも独特ではないでしょうか。こちらの写真だと小さく見えますが、iPhoneが余裕で入るくらいの大きさはあります。


ワークアイテムだけあってバックポケットも左右にあり、収納性バツグンです。


メーカーは、ADOLPHE LAFONT。
30年代のとても古〜い白赤タグです。


存在感のあるオーバーオールなので、インナーなどはシンプルに合わせてみてはいかがでしょうか?
サスペンダーは後付けなので、お好みのサスペンダーをどうぞ。



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2018年11月7日水曜日

紐付きのブラックモールスキンパンツ 






お探しの方も多いブラックモールスキンのパンツが入荷しました。



フランスビンテージでは定番アイテム、モールスキン生地のワークウェア。
 中でもブラックモールスキンのアイテムは年々出数も減り、探しているけれどサイズが、、、というお声も多くいただいておりました。




今回は状態の良いデッドストックのパンツを数点集めることが出来たので、
今まで断念していた方にもトライしてもらいやすいよう、ウエストにドローコードを付けてみました。



ベルトで調節するには不恰好になってしまいがちだった腰回りのシルエットも、
紐を絞ってサッと慣らすだけで、手軽にサイズ調整していただけます。




モールスキン特有の滑らかな光沢感やハリを独り占めできるのが、デッドストックの魅力。
すぐに履いてもらえるよう裾丈は揃えておりますが、メーカーによってテーパード具合やシルエットが異るので、お好みの1着を探してみてください。




元のウエストサイズは100cm前後とゆとりがあるので、大きいサイズをお探しの方にも。
また、ギュッと絞ってしまえば女性でも。トップスをインしてあげると可愛いです。

もちろんベルトループも健在ですので、気分で履き方を楽しんでみてください。


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2018年11月6日火曜日

モンサンミッシェルのジョッパーズ




人気ファクトリーから、モンサンミッシェル製のジョッパーズパンツをご紹介します。

腰回りはずんぐりとした大きめの作り、
ももあたりから裾までキュッと細くなるシルエットです。





お尻はフィッシュテイルと呼ばれ、中心部分が尾びれのように2つに分かれています。
ベルトループのつかない古い仕様です。




コットン製の古い刺繍タグ、
古いタグだと右下にAriesという文字が付きます。

やはり当時良いものを作っていたファクトリーだけあって、
ももの膨らみ方やシルエットのバランス感などなど...
気付きにくいところにも、ちょっとした配慮がなされているところは素晴らしいと思います。


目の詰まったヘビーコーデュロイ。
コットン素材ですが、滑らかで良い光沢を放っています。


ウエスト周りが大きめのサイズなのでニットをタッグインしても面白いと思います!


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