2019年12月31日火曜日

新年入荷その8 ヴァルカン製のモールスキンダブルジャケット 

本日3回目のブログ更新です。



コレクションからお品出し。
ダブルブレストのモールスキンジャケットをご紹介します。






モンサンミッシェル、アドルフラフォンなどと並んで優れたプロダクトが多い、40年代の『Vulcain』社製のお品。
おそらく作業着として会社規模で発注、配布していたのでしょう。 
フレンチワークらしい大きな丸襟には、企業イニシャルらしきステンシルがはっきりと刻印されています。





ヴァルカン製の特徴として独特なポケットデザインが挙げられます。
緩やかにアーチを描いた補強布が充てがわれており、ささやかながらも見た目のアクセントになってくれます。




生地は使用と経年変化によって綺麗に褪色しています。
他のファクトリーに比べてもよりワーカーズアイテムらしい、タフで丈夫な質感をしています。




肩幅や身幅に対して着丈は短く作られているため、着用時のシルエットは適度に丸みを帯びます。
さっぱりとした色味も相まって着用時の見た目は程よく肩の力が抜け、適度に愛嬌があります。



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新年入荷その7 メガネコレクション


本日2回目のブログ更新です。
店主のメガネのコレクションからお品出しです。


ひとつめはフレームフランスからラウンド型です。
以外と球数が少ないこのフレーム。
クラウンパントゥやパリジャンに隠れていましたが、
もともとの形がいいので、近年評価がぐんぐん上がっているフレームのひとつです。





1950sの特徴である細〜いテンプルやフロントデザインが特徴です。
顔が薄くて8mm厚のものが似合わない〜って方に是非オススメです。



続いてもフレームフランスから1本。
ドロップ型のサングランスです。
1940s製、フレームは6mm厚、3ドット、テンプルには芯無し。と分かりやすい役満フレーム。
さらにさらに、当時のガラスレンズまで付いています。(嬉しい度無しタイプです)






こちらは顔が濃い目の方か、パンチあるもの掛けたい方に是非オススメです。
レンズを変えてメガネとして使用しても良いと思います。

新年入荷その6 エルメスのスカーフ 


今日も年始3日にお品出しする商品をご紹介していきますね。
旅先でちょくちょく集めているエルメス。
店主のコレクションの中から柄感の良いものをお品出しです。








P下(プリントの下地)にも柄が入っているモデル。
エルメスのスカーフ"カレ"はシーズンごとにテーマがあり、
好きなモチーフをコレクションされている方も多いですね。






こちらはフランス軍ミリタリーの楽器隊がモチーフ。




定番の馬車モチーフもあります。






最後はプリーツもの。
球数が少ないので、コレクターの中でも人気の高いモデルです。
巻いた時の色の出方も良いですよ。


2019年12月30日月曜日

新年入荷その5 インディゴリネンのマキニョンコート 

本日3回目のブログ更新です。



インディゴリネンのマキニョンコートをご紹介します。





今回店頭にお出しするのは1940年代の”AU MOLINEL"製のお品です。
フレンチワークではお馴染みのファクトリーですね。
リネンの質感が他に比べてとても良い印象を受けます。






既にご存知の方も多いかと思いますが、元々は馬商の作業着として使用されていたものになります。
同じくフレンチワークを代表するシャンブレーコートと違い、ハサミを収納するための細長いポケットや、作業道具や荷物を多く収納するために大きく作られた腰ポケットなど、マキニョンコート特有のディテールをしているのが大きな特徴です。





生地は薄手で軽く、タッチもとてもサラッとしているため非常に着心地が良いです。
油分を含むため光沢があり、こちらは適度に褪色しているため綺麗なコントラストが生まれています。





172cmの男性スタッフが着用して膝上程度の着丈なので、ハーフコートのような感覚で着用いただけます。


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新年入荷その4 シャンブレーハンティングジャケット 

本日2回目のブログ更新です。


ハンティングアイテムからスペシャルな1着が入荷します。


1930年代頃、ブラックシャンブレー素材で作られたハンティングジャケット。
ご存知の方が多いと思いますが、ハンティング×シャンブレージャケットの組み合わせはほとんど見つかりません。


フレンチヴィンテージで大事なポイントとなる襟のデザイン。
丸みを帯びて下にツンと尖るきれいな襟に、びっしりと施されたステッチワークは格別です。


定番の4つポケットデザイン。
全体的にリペアがあり状態は良いとは言えませんが、素晴らしいシャンブレー生地との相性で圧巻の見栄えに。


ストライプの入るシャンブレー生地。もともと色気のある生地ですが、フェードした雰囲気がさらに色気を醸し出します。


着用時のシルエットの良さ、ショルダーラインのなめらかさは流石。
シャツやカットソーの上に何気なくさらっと羽織っていたら、なんとも素敵な1着です。



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新年入荷その3 ウィンタースポーツジャケット 

今日も年始3日にお品出しする商品をご紹介していきますね。



フランス製、スモックタイプのジャケットをご紹介します。




こちらはウィンタースポーツ用に着用されていたジャケットです。
シャネルやヴィトンにも使用されていたECLAIR社(エクレア)のジッパーが付属します。
ジップの仕様からすると、1930〜40年代頃に作られたものだと思います。





風を通さないよう、袖口や裾元はぎゅうっと詰まったリブ仕様です。
とはいえ、本体には裏が起毛しただけのやや薄手なコットン素材が使用されていますから、防寒性があったかどうかは、、、




細いラインが刻まれた可愛らしい生地は、ピンクがかったブラウンに味わい深く変化しています。




スタッフ身長156cmでちょうどよく着用できるサイズ感でした。
厚手過ぎないので、パーカー感覚でラフにお使いいただけますよ。


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2019年12月29日日曜日

新年入荷その2 サーヴァントジャケット 





本日3回目のブロ更新です。




フランスの古いサーヴァントジャケットが入荷します。
なかなか出会う機会がないフレンチヴィンテージの隠れた名品です。


1920-30年代当時、ホテルマンや使用人などが着用していたワークウェア。
大胆なストライプに、小ぶりなショールカラーデザイン。
上品でかしこまった印象ながらも、かわいらしさのある作りです。



こちらの素材はコットン。ライトモールスキンのようなモチっとした生地感で滑らかな触り心地です。同色の包みボタンがポツンと、、、素敵ですね。


背中は、身幅を調節できるシンチバック付き。キュッと締めると後ろ姿もキレイに引き締まって見えます。


鮮やかな赤色ではなく経年変化でベージュがかった渋みのある赤色に変わっていて、スタイリングには取り入れやすくなっています。
写真のようにスカートと合わせてみたり、女性にもおすすめのアイテムです。


2着目は定番の白黒ストライプ。整然と並んだ模様は綺麗の一言です。
古いフランス映画のようにモノトーンでシックに映えます。


赤ストライプと生地感はとても似ているのですが、こちらは少しウールが混ざってフワッとしています。当時の生地ならではの奥行きのあるストライプ模様がなんとも味わい深いですね。



チノパンや黒スラックスなど、きれい目なパンツとの相性は抜群です。
新春に、お気に入りのシャツの上にサラッと合わせてみてください。



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