1900〜20年代に作られた、古いコートをご紹介します。
当時の富裕層が外出の際に着用していたカジュアルコート。
狭めにとられたVゾーン、なだらかに落ちる肩周りのフィッティング、右上がりに角度がついた胸ポケットなど、
腰から上の部分はサックコート にとてもよく似たディティールです。
キッドモヘアが使用された生地は、光に当たると独特な光沢が生まれます。
斜めに織られたストライプ模様も相まって、色気の中に品を感じる絶妙な雰囲気です。
腕の形に沿う前振りの効いた袖や、ほとんど絞られずとも広がるAラインのシルエット。
平置きすると不自然なシワが寄ってしまうほど、着用時に体に寄り添うよう立体的なパターンで作られています。
現代の洋服とは全く違うバランスでありながら、100年経った今でも十分通ずる不思議な魅力を持った一着です。
インスタグラム instagram.com/encore_boutique
E-mail encore.boutique.tokyo@gmail.com
Address 〒166-0003 東京都杉並区高円寺南3-56-1-110
営業時間 14:00～20:00
秋冬のフランスヴィンテージには欠かせない、太畝コーデュロイ素材のワークパンツをご紹介します。
まずはひときわ重厚な畝が使用された一着。
肉厚でふっくらとした素材からは、独特な鈍い光沢が感じ取れます。
内側には三ツ星の刺繍タグと共にサスペンダー用のボタンが付けられています。
シャツやニットをタッグインして、クラシカルなコーディネートを楽しむのも良さそうです。
続いてはle francais製、深いブラウンカラーがとても上品です。
大きなサイズが多いこちらのアイテムですが、ウエスト84とグッドサイズ。
ややテーパードがかかる細身のシルエットは、現行の洋服との相性も良さそうです。
最後は、コーデュロイアイテムでは珍しくリペアが施されたもの。
白に近くなる程フェイドしたオリジナルの生地に、後から加えられたダークブラウンのコントラストが目に映えます。
直線的なパッチワークは畝の一本一本が組み合わさるよう付けられており、はじめからデザインとして作られたかのようなバランスです。
そのほかにも様々なカラー、数本ですがジョッパーズタイプなどもお品出ししています。
ぜひお試しください。
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今年もコーデュロイ素材のハンティングアイテムが店頭に並びました。
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細かなチェック柄の生地には、毛足が長く柔らかなウール素材が使用されており、着用するとフワッと包み込まれるような感覚。
重量感のあるものが多いヴィンテージアウターの中で、さらりと羽織れるアイテムは出番も多くなりそうです。
小ぶりな襟にコンパクトなフラップポケット、余った生地でついでに付けたようなスマートフォンサイズの内ポケット。
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