2018年7月27日金曜日

デッドストックのブラックモールスキン



ブラックモールスキンジャケットより、カラフルな紙タグ付きのデッドストックの一枚をご紹介します。




フランスビンテージの代名詞ともいえるモールスキン素材。
ブルーやネイビーに比べ玉数の少ないブラックカラーは、木工師など汚れやすい働き者たちのワークウェアとして着用されていました。




首元に沿うように丸くカーブした小振りの衿。
ユーロワークらしい、洗練された良いデザインです。





メーカーは、ワークウェアやハンティングウェアなどを扱っていた大規模なファクトリー、BEAU-FORT製。




左は当店にある着用と経年によって色あせ、くったりとなったブラックモールスキンジャケットです。
デッドストックの醍醐味には自分だけの1着を育てていくことがひとつとしてありますが、当時のモールスキンはその期待に応えるのに最適な素材だと思います。

着込んでいけば体に馴染み、運が良ければ綺麗にあたりが出てきます。
長くつき合えばつき合うほど、愛着も増していきますよね。




癖のないシルエットは現行の服にも合わせやすく、ブラックモールスキンをお探しの方にはもちろん、古着はあまり着ないけれど、という方にもお勧めできる一着です。



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2018年7月26日木曜日

ブラウンカラーのオーバーオール




光沢のある深いブラウンカラーが好評の、ベルギーの消防隊が着用していたオーバーオールをご紹介します。




小振りな胸当てがいいポイントになっています。インナーと合わせた時、脇の下あたりに程よい余白ができ、すっきりして見えますよ。




シャッと鋭利に切り取られたように、斜めになっているポケットもちょっとした個性に。




生地は、肌触りのいい柔らかなコットンツイルです。デッドストックの状態からワンウォッシュしてあります。




夏場ならクリーンな色を合わせて爽やかに、冬場は同系色のニットと合わせて、オールインワンのように見せて一体感を楽しんでもよさそうです。



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2018年7月24日火曜日

molinel ヘリンボーンツイルジャケット



ブログを書いてる途中で売約済みとなりましたが、イチオシのアイテムだったので「AU MOLINEL」のワークジャケットを紹介します。





ヘリンボーンツイルの生地の表情がとても良く、シンプルなデザインでありながらも個性が光ります。ほっこりしたオフホワイトカラーの色味と生地感のバランスがいいですね。





こういった色使いの良いタグのデザインにも愛着が湧きます。




シルエットに定評のあるmolinelですが、着てみるとやはり着心地の良さがはっきりとわかります。
ジャケットが欲しい季節の変わり目などに、サッと羽織って出かけたくなる1着です。



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2018年7月22日日曜日

3つボタンのマキニョンパンツ 






以前にもご紹介したマキニョンと呼ばれる馬商・家畜の仲買人のワークパンツ。
本日は経年変化の素晴らしい一着が入荷したので、ご紹介します。


しっとりと艶やかなブラックリネンの生地は、長い時間を経て、手に吸いつくようなトロッとした質感に変化しています。



ウエスト周りやポケット部分には、質の良いブラックシャンブレーの生地があてられています。
マキニョンパンツには珍しい、フロントに並ぶ3つのボタンが良いアクセントになってくれます。




マキニョンパンツの最大の特徴でもある、サイドに入る白い2本のステッチ。
履き込むうちに途切れてしまったステッチをわざわざ再び手で縫い足しているのは、おそらく、それほど2本の白いステッチが職業を表すことに重要な役割を果たしていたためでしょう。


ワイドなシルエットも、サイドのステッチによってスラッとした印象に。
褪せていくほどに魅力が増していく一本です。


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2018年7月20日金曜日

AU MOLINEL コットンリネンジャケット


フレンチワークウェアの老舗「AU MOLINEL」のテーラードジャケットが入荷しました。


コットンリネン地で、光沢のある上品なブルーカラーが目を惹きます。



シンプルなデザインでありながらも、腕のカーブなど身体に沿ったパターンやパイピングされた縫製からは、手の込んだ丁寧なつくりがはっきりと見てとれます。


dead stockで、生地はまだガシッとしている状態。着ていくほどによく馴染んでいきそうです。


この季節であれば、サマージャケットのように楽しんでみてはいかがでしょうか。


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2018年7月19日木曜日

爽やかブルーシャツ


気分だけでも涼しく、シャーベットカラーのシャツを紹介します。


フルオープンタイプはデザインが少なく、ガリガリ君のようにシンプルでおいしい感じです。ショーツに合わせて、サッと羽織ってみてください。


次にプルオーバータイプです。着丈が長く、サイドのスリットが程よく入ります。
女性に着ていただくと、ワンピースのようになるのが可愛いです。


なかには、胸まわりがこのようにダブルクロスになっているものも。素肌にシャツを羽織る場合はうれしいポイントです。



ご紹介したもの以外にも店頭に爽やかに並んでいます。

どれも薄手のコットン地で、着ていただくとくったりと柔らかいシルエットを描きます。

お気に入りをぜひ。


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2018年7月12日木曜日

古いエプロンいろいろ 



コットン素材のものやリネン素材のもの。
デッドストックから経年変化の素晴らしい一枚まで、バリエーション豊かな顔が並んでいます。
本日はその中から3点ピックアップしてご紹介します。





少しネップが入った生成り色のこちらはドイツのお肉屋さんが使用していたもの。
ヘリンボーン織りされた厚みのある生地はデッドストックで状態もよく、ガシガシと使ってもヘタれることなく着れそうです。





続いて黄土色のこちらは、 古いドンゴロスに使われていたようなざらっとした肌ざわりのリネン生地。
用途は不明ですが、アシンメトリーに取りつけられた形の違うポケットが新鮮なデザインとして目に映ります。




最後は1920〜1930年代に使われていたもの。
油分を含んだインディゴリネンの生地はトロトロとした肌触りです。
よく手が触れていたであろう部分を中心に色が褪せ、ヴィンテージならではの深い経年変化を感じる一枚です。




DIYやお料理などの実用使いにはもちろん、マンネリしがちな夏のファッションに、ヒラリと動きをつけてくれるアイテムとしてプラスしていただくのもおすすめです。


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2018年7月9日月曜日

後染めのキューバシャツ




夏場に丁度よい、オープンカラーのシャツをご紹介します。






気温、湿度が高いキューバで、夏場でも快適に過ごすことができるよう作られたシャツ。
現地では正装としても着られる一方で、左右のステッチ、フロントの4つボタンなど、そのデザインには独特なリラックス感があります。






この夏は、当店で染め直したものをお出しします。





インディゴ染めをしたこちらは、深い藍色に波打つステッチ。
海をイメージさせるような爽やかさがあります。






ブラックカラーに染め直したこちらは、程よく色むらができてフランスヴィンテージのファブリック、ブラックシャンブレーのような風合いに。
両サイドに並ぶ大振りな刺繍も、しつこさを感じません。




滑るようにサラッとした肌ざわりや、風になびいた時のひらひらとしたツヤ感。
蒸し暑い日にはつい手が伸びてしまう、そんな一着です。