2019年1月27日日曜日

ケープ付きハンティングジャケット 



古いハンティングジャケットが入荷したのでご紹介します。


取り外し可能な雨避け用のケープがつく珍しいタイプです。


ケープに目が行きがちですが、ジャケット自体もかたちがとても良く魅力的なお品。
ハンティングジャケットではあまり見かけないシャツのような襟や、ラグラン袖が特徴です。


ところどころフェードしたブラウンの色合いも素敵な雰囲気ですね。



おなじみのアニマルボタンもしっかりと付いています。
生地は、コットンにリネンが少し混じったようなガサッとした質感。
厚すぎず、薄すぎずタフな印象です。


気分によってケープを付けたり付けなかったり、幅広い着こなしが楽しめます。1年を通してたくさん活躍してくれそうですよ。

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2019年1月18日金曜日

バブアー ソルウェイジッパー 1ワラント&2ワラント



バブアーから「Solway Zipper」が2着入荷したのでご紹介します。
現在は廃盤でもともとの製造数も少なかったため、バブアーの中でも特に希少なモデルです。




まず、75年に製造された1クラウンのソルウェイジッパー。74年〜82年に作られたものに王冠が1つ付くようになっています。こちらはサイズ表記40です。




ソルウェイジッパーは乗馬用に開発されたもので、インターナショナルに見られるモーターサイクルアイテムの名残を感じるデザインが魅力です。
左胸につくポケットと、ウエストベルトが特徴的。ただ生憎ですが、ウエストベルトは欠損しています。



次にこちらは、85年に製造された2クラウンのもの。82年〜87年に製造されたものに王冠が2つ付きます。サイズ表記は34で、あまり見かけないグッドサイズです。


 2クラウンの初期に作られたものには、YKKの棒ジップが付きます。使い勝手がよく、ニッチなお気に入りポイントです。



現在でも製造されている定番モデルにはない胸ポケットのデザインが、やはり良いアクセントになってくれますね。ヴィンテージバブアーならではのフェードした色合いも素敵です。ソルウェイジッパー、お探しの方はぜひ。



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バブアー 1ワラントのノーザンブリア



1981年に製造された1クラウンのノーザンブリアが入荷したのでご紹介します。



ノーザンブリアは、バブアーの中でも保温性に特化したモデル。通常のものよりも厚いヘビーコットンを使用しています。また、バブアーで唯一ウールライナーを使用しているのが最大の特徴ではないでしょうか。現在では廃盤となっているレアモデルです。


デザインは、セットインスリーブにロング丈、あると嬉しいハンドウォーマーポケットが付いたりと、定番モデルであるボーダーに似通っています。


ジップは、80年代初期のものにつくYKKの棒ジップ。1クラウンの中でも後期で、2クラウンになる直前くらいに作られたもののようです。





古いものだけあって2クラウンや3クラウンにはない、少し赤みがかったようにフェードした色合い。独特な雰囲気で、魅力的ですよ。


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2019年1月1日火曜日

新年入荷その21 店主のコレクション6 アンティークシルクのジャケット 

本日6回目のブログ更新です。
これで最後の更新になります!

テーラーものからコレクションピースをご紹介です。


ワイルドシルクで織られたサックコート、
リゾート用に作ったものでしょうか?

当時のシルクは超高級素材なので、現存するものを見る機会は中々ないですねぇ。
これまでシャツやコートは見た事あったのですが、
サックコートはこれは初めてです。



Vゾーンは狭めの正統なサックデザイン。
ただ服の設計自体はリゾート仕様になっているので、
肩周り、身幅はゆったりと作られています。



チェンジポケットは小ぶりでかわいいものが付きます。



裏地は付かない、パイピングだけの始末です。
この素材感に裏地を付けてしまうと盛りすぎですからね、
よく引き算されたオーダーだと思います。


ワイルドシルク(野蚕)なので、光沢があって綺麗というよりは、
フシがところどころに出ていて、質感もだいぶマットです。
程よくシャリ感もあって爽やかな印象です。




シルクならではの落ち感は楽しめるので、薄く入るシワにも独特の品があって良いですよ。

初売りは新年1月3日からになります。
他にも良いヴィンテージを揃えてお待ちしております!!

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新年入荷その20 店主のコレクション5 ハーフジップの肉厚ウールアノラック 

本日5回目のブログ更新です。



店主のコレクションからフランスの古いアノラックパーカーをご紹介します。


これがコレクション?と思われるかもしれせんが、
フレンス製の良いアノラックは本当に数が少ないのです...
今まで仕入れしている、していないにかかわらず、
ウール製のアノラックはこれが最初で最後の個体です。


コの字止めの30〜40年代製の古いエクレールファスナーが付きます。






モチッとした独特の質感をもったウール素材。
チクチク感もない滑らかなタッチです。


ファスナーのみでポケット等はつかないデザイン。
とてもシンプルですが、不思議と様になる1枚です。


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新年入荷その19 店主コレクション4 最初期のハンティングジャケット 

本日4回目のブログ更新です。



コレクションの中からハンティングピースを紹介です。
今まで1000着以上のハンティングジャケットを見てきましたが、
確実にトップピースに入るものです。







ゴリゴリ、モリモリ、以外とふわふわ。
他のコーデュロイの3倍以上は太い、スーパーヘビーコーデュロイが使われています。

チェンジポケットに、チンストラップ、サックデザイン、素材感も含めて、
珍しいデザインポイントがこれでもかと盛り込まれています。
バックデザインはここでは載せませんが、これまた面白いので是非見に来てください。



タグは消えかかっていますが、ラウンドマークが付いているので当時のデパートのオーダー品だと思われます。



どちらかというとジャケットというよりは、ハーフコートに近い着丈とバランス感です。
見ても楽しい、着ても楽しいスペシャル品です!

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新年入荷その18 店主のコレクション3 ほぼブラックな濃いインディゴリネンのダブルジャケット 

本日3回目のブログ更新です。


マキニョンタイプのインディゴリネンジャケットです。
この辺も7000km 走っても1枚も見つからないことはザラ。
本当に見かけなくなってしましたね〜


1940年代以前のボタンがたくさん付くタイプ。
肩周りのフィット感はよく、裾に向かってAラインに広がっていくシルエットです。







ブルーヴィレッテ(インディゴで目の詰まった生地)と記載されていますが、
色が濃すぎてほぼ黒に見えるくらい濃いインディゴです。

こちらもコレクション用に取っておいたので、洗いもかかっていないデッドストック状態です。



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