2021年2月19日金曜日

2/20(土) 本入荷その32 泥染めのフレンチファイヤーマン セットアップ


本入荷、これで最後の更新です。


 

フレンチヴィンテージを代表するファイヤーマンアイテム。

19世紀の終わり頃から20世紀の初頭にかけて、当時の消防士が制服として着用していたものです。
今回は過去に入荷した中でも特に個性的な顔ぶれが揃いました。



最初にご紹介するのは約3年ぶりに入荷する泥染め加工がされたもの。
当店でも初めてセットアップで店頭に並びます。




全体的に淡く色褪せたベージュカラー。
経年による退色が目に優しく、"泥染め"という言葉から連想される野暮なイメージとは矛盾した印象を受けます。









光沢加工されたエンブレムや銅色の立体的なボタン。
個々にスポットを当てると威圧感がある装飾も、不思議と釣り合う絶妙なパワーバランスで成り立っています。




錆びた表情とは反対に、ヘリンボーン織りされたリネン生地特有の硬さと張りは健在です。















セットアップで見つけることはかなり難しいアイテム。
ジャケットとトラウザーは別々での販売になりますが、この機会にセットアップでもお試しください。




明日はいつも通り14時からオープンです。

整理券などはありませんので、先着順でお並びしてお待ちください。

それではご来店お待ちしております。



インスタグラム instagram.com/encore_boutique

E-mail encore.boutique.tokyo@gmail.com


Address 166-0003 東京都杉並区高円寺南3-56-1-110


営業時間 14:0020:00  










2/20(土) 本入荷その31 フレンチファイヤーマンシリーズ 3タイプ



ファイヤーマンシリーズ、素材違いのものを3つご紹介していきます。







まずは当店では初めて入荷するウール素材で作られた一着。
フランスの消防士は軍管轄ということもあり、しっとりとした肌触りの上質なウール素材が使われています。
首元のエンブレムに三角形の腕章、ワンポイントで胸元にはフラックバッチが付属します。
野暮つかないサイズ感、良い状態の個体はなかなか出会えないと思います。










次に泥染めされた状態のものを下地に、上から黒い染料で染められたもの。
ヘリンボーン織りのリネン素材は凹凸により経年変化に差が生まれ、奥行きの感じる味わい深い表情です。
ファイヤーマンの特徴である赤い装飾テープや腕章などはほぼ欠損することなく現存しています。
深いブラックカラーとの切れ味のあるコントラストに、ピリリと緊張感の漂う独特な雰囲気を纏っています。

















最後に王道のインディゴリネン素材の一着。
まだ濃く色の残る深いインディゴブルー、油分を多く含んだ艶やかなリネン生地がひときわ素晴らしいです。
同じアイテムでも、素材、デザインの違いで全く違った表情が感じられる、ヴィンテージの面白さが詰まったラインナップになったのではないでしょうか。
ぜひ店頭でお試しください。




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2/20(土) 本入荷その30 インディゴストライプのジャーマンファイヤーマンジャケット




 
ドイツの古いファイヤーマンジャケットが入荷します。




見た感じやデザインは、フランスのファイヤーマンジャケットにとても似ていますね。

着用してみると結構差が出るのがポイントです。

こちらは服の設計図がワークジャケット寄りなので、エレガンスさはあまりないです。

肩にはまるというよりは覆ってくれるような着用感です。

ワバッシュ似のインディゴストライプ素材も相まって、

フランスヴィンテージmeetアメリカンヴィンテージな雰囲気がこのジャーマンヴィンテージといったところでしょうか?








着丈は長めでバランス感は取りやすいです。羽織ジャケットとして活躍してくれそうです。


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2/20(土) 本入荷その29 メティス素材ダブルブレストのワークジャケット





フランスのダブルブレストジャケットをご紹介します。
今回も何とか走り回って1枚ほど見つけることができました。

ちなみにこのダブルブレストのワークジャケット、
偽物が昨年から非常に出回っています。
ヤフーオークション、メルカリ、インスタグラム等で見かけるものの95パーセントは偽物です。(当時の生地を使ったリプロダクションが多いです。)
日本人バイヤーさんを中心に注意喚起していますが、
数が一向に減らないので、ここで1度アナウンスしておきます。

縫製やパターンが明らかにおかしいのですが、当時の生地を使っていたりすると見分けるのは難しくなりますからね、くれぐれもお気をつけください。




こちらはコットンリネンのメティス素材、
Vポケットで斜めに付いた胸ポケットがピリッと効いています。








ボタンはウッド製、背中も深くえぐられているパターンです。
一見必要無さそうなカッティングですが、肩の収まりや着用時の見え方が随分と変わってきます。




ダブルブレストのワークジャケットでここまで洗練した見え方をするのも、
このワークジャケットならではだと思います。



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2/20(土) 本入荷その28 デッドストックのインディゴリネンとブラックリネンスモック



フレンチヴィンテージを代表するアイテムであるインディゴリネンスモック。
希少なアイテムではありますが、今回インディゴリネンとブラックリネンのふたつのタイプを仕入れることができました。


まずはプルオーバータイプのインディゴリネンスモック。
状態はデッドストックのため色落ちしておらず、深みのある黒の様にも見えます。


ギャザーたっぷりのスモックのアクセントになるやや太めの前立てから襟にかけて、
細かなステッチが何本も走り、装飾美と補強を兼ね備えたデザインになっています。


黒蝶貝は欠損することなく全て揃い、生地の上で独特の存在感を放っています。


背中にたっぷりと寄せられたギャザー。仕事着として着られるものであったため、衣服が作業の邪魔にならないように設計されています。
ゆとりが十分あるので、中に着るものを選ばないもの嬉しいところです。


今はまだつや消しの黒に近いお色の生地。
ここから徐々に藍色となっていくのを見られるのは所有者だけの愉しみです。


続いて、フルオープンタイプをご紹介します。
こちらの生地はブラックリネンで、状態はデッドストックです。


1930年代頃とアンティークに近い古さですが、生地は手で触れたときにまだ染料が染み込んでいるのが感じ取れるくらいしっかりとした質感です。



ここから着ていく毎に油分がリネンの生地を柔らかくし、艶のある独特のぷるっとした生地の質感に変化していきます。



フルオープンタイプは、プルオーバーと比べてより他のアイテムとのコーディネートのしやすさがあるので、探されている方も多いです。ボタンを全て留めて着ても、前を開けてコートの様に羽織るようにして着ても様になります。




店頭では、こちらのデッドストックの個体や、使用によって色がきれいにフェードしている個体も見ていただけます。
経年変化が愉しめるヴィンテージを、ぜひ手で触れて感じてみてください。




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