スペシャルシリーズより本日はニットのご紹介です。
早くても今から90年近く前、1920〜30年頃につくられたニット。
フレンチものでニットが出てくること自体珍しいですが、
ここまで原型を保ち、はるばる日本に渡って来てくれた、それだけで所有欲がくすぐられます。
いたるところに見られる刺し子のリペアもまた圧巻。
粗めのステッチ、前身頃のみ謎の裾上げ。
この不細工加減、良い味出てると思いませんか？
元々ポケットが付いていなかったのでしょう。
右側には、ざっくりと切り込み後付けされたお手製のポケットがつきます。
デザイン自体はオーセンティックで着用しやすいと思います。
程よくクセのあるスペシャルなニットです。
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