最後にご紹介するのは買い付けの旅の中で見つけて来た、
個人的に愛着のある洋服達です。
旅する中で改めてフレンチヴィンテージの良さを再確認できたお品達。
デザインとして決して解りやすものばかりでは無いのですが、
流行として消費されるデザインとは違い、50年、100年経った今でも輝きを失わないものだと思います。
フランス軍で30年代から40年代まで使用されていた整備士のジャケットです。
インディゴリネン生地のタイプと同じ用途で作られたもの。
カッティングやパターンも美しく、
程よく体に馴染む形です。
カーキカラーだとイメージもガラッと変わりますね。
フランスのハンティングジャケット。
個人オーダーものの1枚。
水牛の角から削り出しで作られた動物ボタン、
胸のヨークなど見慣れないデザインもちらほら。
凄く細かいところにオーナーの美意識が詰まった"道楽着" という言葉がよく似合うジャケットです。
20世紀初期に作られたフランスのニットベスト。
ニット製品があまり普及しなかったフランスですが、
たまにこういったものが出てくるとすごく嬉しいですね。
デッドストックでコンディションも良好です。
こちらはカーディガンタイプのもの。
柔らかいグレーカラーにナット製のボタン。
無駄の無い洗練されたデザインです。
ポケットの配置は黄金比でしょうか?
バランスが良く取れていると思います。
20世紀初期に作られたカーディガン。
まだカーディガンとしてのデザインや、
ディティールのバランスが決まる前のものだと思います。
幅広でブサイクな形ですがどこか愛嬌のある1枚です。
インディゴ染め、ヘンプ素材のセットアップです。
ゴッホの絵のようなブルー。
濃淡がはっきりと出た生地はとても美しいです。
デッドストックのものからは出ない、
使い込まれたからこそ出る味わいが感じられます。
入荷ブログに長い時間お付き合い頂き、ありがとうございました。
明日は13時からオープンです。
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