連日たくさんのご来店ありがとうございます。
商品もいろいろと追加でお品出ししています。
今日は何点かご紹介予定です。
1900s~ french white shirts
ブザムと呼ばれる胸当てがついた一枚(イカ胸とも言いますね)
卍柄の細かいプリントが目を引きます。
ハーケンクロイツとは逆方向の向きなのでネイティブアメリカンかな?
ナバホ族の柄から持ってきたのかもしれませんね。
プリントは胸当てとカフスに使用されています。
トリッキーな柄にばかり目がいきますが、
実はこのシャツ、ボタンホールや袖付け、裾の始末はすべて手縫い。
ヨークやカフスなどの負荷がかかる部分のミシンを考えを巡らせて、手縫いと使い分けてあるのです。
ぷっくりしたミルクガラスボタンも相まって、全体的に可愛らしい印象ですね。
1910s~ french cotton shirts
続いて白ベースに青のストライプが爽やかな一枚。
生地は厚みのあるコットンですが、 凸凹の起伏で模様を形成しているので表情は豊かです。
生産性などの面からサイドのスリットには生地端がよく使われますが、
こちらのそれはオレンジが良いアクセントになっていて、デザインも兼ねているようですね。
1930s~ french work shirts
最後はベージュベースに青と黒のストライプの入った、淡く爽やかな生地の一枚。
見かけはナードな印象ですが、これほど厚みのあるコットン生地をシャツでは初めて見ました。
ガサガサして良い意味で荒々しいのです
個人的には袖周りの作りも気に入っていて ケンボロが通常のシャツに比べ、
かなり太めで男らしい印象です。(あえて女性にも着用して頂きたいですね)
カフスにかけて寄せられたタックの幅も太く、 細かく寄せられたギャザーとはまた違う独特な表情があります。
ナードとハードの線引きが難しい、絶妙なバランスのシャツです。
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