前回のBlogでは後染めのインディゴをご紹介しましたが、
今日は先染めのインディゴをご紹介します。
1900s~1920s indigo linen smock
フレンチヴィンテージの中でも根強く人気のインディのアイテム。
その中でもこのスモックはお好きな方も多いと思います。
細かいステッチワーク、ギャザーや真鍮製のパーツなどデザインとして見ても完成度の高いお品です。
状態はデッドストック、まだワックスも残っている状態です。
1900s~1920s violet indigo linen smock
こちらはバイオレットインディゴと呼ばれる紫がかったインディゴです。
インディゴも厳密には沢山の染料や染め方があるみたいで、
グリーンがかったもの、ネイビーが強いもの、黒に近いものまでいろいろな種類を見かけます。
こちらもデッドストック、まだワックスが残る良いコンディションです。
1940s indigo linen coat
フランスの馬商達が着ていたインディゴリネンのコート、
最初に紹介したスモックとは対照的で、良いエイジングが出ています。
珍しく右胸にポケットが付いているので、当時の人が特別に作らせたレフティーモデルだと思います。
リペア跡や、生地の質感もとても良いです!
1930s~1940s indigo cotton/linen coat
こちらも馬商コート、同じ職業のコートでもポケットや襟の形など微妙に違っています。
胸には特徴的な細長いポケットが付きます。
こういった仕事用にデザインされたディティールにはつい惹かれてします。
袖裏にはやわらかいガーゼ素材が貼られています。