ヨーロッパではアトリエコートなどに使用されるブラックシャンブレー素材。
実はパンツとなるとデッドストックのモールスキンジャケットよりも希少なアイテムなのですが、今回は数本だけ仕入れることができました。
こちらはベルギー製の一着。
コントラストのはっきりとした黒白の糸が使用された生地は、ごま塩感がより際立って見られます。
ヨーロッパのワークパンツには珍しく、サイドにスパナポケットが取り付けられたデザイン。
かといって粗っぽいワークウェアの作りというより、着用時はスラックスのように上品なシルエットです。
次は1940〜50年代、フランス製のもの。
サスペンダーからベルトに以降する期間に作られたため、サスペンダーボタンとベルトループが健在する曖昧さが面白いディティールです。
生地はベージュトーンが強めなシャンブレー素材。
股上深め、裾幅太めの古典的なパターンは、フレンチヴィンテージ好きにグッとくるシルエットではないでしょうか。
オールシーズン活躍してくれる軽やかなコットン素材、履いてみるとこのパンツの優秀さを体感していただけると思います。ぜひお試しください。
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