2024年6月21日金曜日

フレンチデニム いろいろ

 

フランスのペインターデニムが入荷します。
1960-1970年代のものが中心で、色味もバットダイデニムで紫がかっていたりと、
独特な表情です。 

デニムの起源はフランスのニーム地方だと言われていますが、
なかなか見ることがないフランスの古いデニムパンツです。


フランスらしいリペアが施された一本です。



コインポケットにもジップが使われているところがフランスらしいですね。


アメリカとは違うフランスらしいリペアのされ方なので、
デニムパンツですがリーバイスなどとはまた雰囲気が変わります。


バックポケットにもジップが使われています。
やや縦長なポケットの形がフレンチワークを感じます。


細身で少しフレアがかったシルエットです。

コインポケットにハンマーポケット、デザインだけで見ればオーセンティックな
ワークパンツですが、アメリカものとの大きな違いは、
お尻のパターンがゆったりと誰にでも着用できるアメリカの設計図と違い、
フランスのパターンは程よくフィットする作りをしています。
そのためワークウェアながらもさっぱり、スラックスのような綺麗な印象です。



ブルーグレーのような色一本です。


モールスキンのパンツに見られるようなフロントフックが付いています。
見えている金具がフランスらしいですね。


こちらもバックポケットにジップが付きます。
物を落とさないためのディテールだとは思いますが、正直使いづらいです。
そこはご愛嬌です。

ウエストには気持ち程度にゴムが入っていて、多少の伸縮性があります。


こちらはテーパードがかかったややゆとりのあるシルエットです。

リーバイスなどの有名デニムブランドとは違い、
古いペインターデニムくらいペラペラした生地感が多いユーロデニムなので、夏には最適です。
少し間の抜けた色と生地、シルエットのB級感が古着好きには刺さるのではないでしょうか?



プライスと物の良さは関係ないと思っていますが、
昨今はUSA製の60年代のジーンズなんて言うと数十万円の世界ですが、
ユーロ物でしたら15000円前後で提案できます。

ユーロのワークパンツを好んで履いていただく方でしたら確実にハマるパンツだと思います。
ぜひフランス特有の一風変わったデニムパンツをお試しください。


↓ご紹介したアイテムはオンラインショップでもご購入いただけます。