2022年5月27日金曜日

5/28(土) 本入荷その18 インディゴストライプのファイヤーマンジャケット2種 

本日10回目のブログ更新です。




 
生地だけでも「ご馳走さま」と言いたくなるジャケットが入荷します。


1880-1900年に作られたフレンチファイヤーマンのジャケットです。
同年代のフランス軍のボージョンジャケットにも似ていますね。

作業着と制服を合わせたようなデザイン。
この年代くらいから、現代の洋服に通じるデザインも増えていく印象です。
"制服の様式美"と"作業着の合理性"を足して割った1枚ですかね。











インディゴ染のコットン素材、ホワイトストライプが織で入ります。




この時代のものにしてはサイズ感も大きめで、ゆったりと着用できる1枚です。





こちらはさらに古い1870-1880年に作られたファイヤーマンジャケット。





資料にもあるのですが、腰から下にかけてタックが多く取られているデザインです。
"カルマニョール"という当時としては一般的だった仕様です。





1870-1914年まで使用されていた2つ斧のボタン、
ボタンも色々な種類がありますが特に古いタイプです。


生地も同じくインディゴのコットン素材です。

織ムラがあり、シングルブレストのジャケットよりも更にごわっとしています。



こちらも着用できるサイズ感。

コレクタブルピースとしてもおすすめです!