本日6回目のブログ更新です。
古いコットンツイルのワークジャケットが入荷します。
1950年代以前の古い個体をピックアップしました。
小さいファクトリーが乱立していた為、メーカーごとに特徴があるのがポイントです。
個体差やディティール差が大きいのが、古い個体の面白いところですね。
こちらは30-40年代の個体、着丈がやや短くボックス型のシルエットです。
胸ポケットも潰れたような大きさだったり、グラスボタンが使われているのも印象的ですね。
生地の織も不安定で、ややリネンが混じっていると思います。
ネップや太めの畝が出ています。
この辺の生地感は、古いもの好きな方ならバッチリハマってくれると思います。
タグも良いものがついていますね。
こちらも40年代の個体で、同じく潰れたようなポケットが見られます。
背面のパターンは、古いファイヤーマンジャケットの様にラウンドが効いています。
肩周りのフィットがよく、裾にかけてAラインに広がるシルエットです。
ファクトリーはAu molinel "SANFOR(防縮)"が入る前の古いタグですね。
こちらは4つボタンでサックコートのようなデザイン。
フラップ付きのものなので、国営企業のモデルだと思われます。
ボックス型のデザインなのでガバッと羽織りたい方におすすめの1枚。