本日7回目のブログ更新です。
フランス銀行員の外套をご紹介します。
大きめの襟に腰ポケットとずいぶんと簡素なデザイン。
高級感のある生地ですが、それにしては裏地等が簡単な作り過ぎるなぁと感じ、
内側を調べていたらいろいろと発見しました。
スタンプにはC.C.F(フランス商業銀行)と1925年のスタンプが見れます。
裏地もふらしという、機能性や作りやすさ重視の仕様になっていました。
袖口の折り返しが少し仰々しいところは、銀行員やホテルマンのデザインっぽいですね。
素材は縮絨を繰り返したメルトン素材、しっかりと防風してくれそうです。
文章に表しづらいのですが、すごくシンプルで良いコートです。
派手さはないのですが、そっと寄り添ってくれる安定感があります。