本日10回目のブログ更新です。
こちらも初見のデザイン、ダブルブレストのワークジャケットです。
たまに見かけるブルターニュ地方のジャケットかな?と思いましたが…
ポケットのつき方が箱型で、フレンチサーヴァントやカーペンタージャケットと同じデザインだったので、ワークジャケットに分類されると思います。
生地感と樹脂のボタンは1880-1920年代のものです。
襟ぐりのカッティングはなだらか、ノーカラーというのも珍しいですね。
裏地はヘビーネル素材。
この辺だけ見るとやはりワークウェアの可能性が高そうです、
表地は縮絨加工されたメルトン素材、袖はライトウェイトモールスキンです。
この手のジャケットにしては袖周りがゆったりと作られていて、窮屈さは感じません。
等間隔に並んだ沢山のボタンが几帳面そうな印象を作ってくれます。